タイリシヨガは、2千5百年前にアーユルヴェーダの医師であった「シヴァカ」というヒーリングリシ(ヒーリング・治療に精通した聖者・賢者)によって考案された、古代の伝統を今に伝えるタイ式のヨガです。

しかし長い年月が経過する間に、その教えを体系的に伝える人物はいないのが最近までの現状でした。そのタイリシヨガをより効果的にエネルギーを動かしセンを浄化できる現在の形へと再度体系化したのが、世界的な瞑想の大家であり、エターナルラブ瞑想創始者のボブ・フィックス氏です。ボブは、古代からのギフトを現代に蘇らせました。

 

「シヴァカ」は、ブッダの教えにより啓発した生徒であり、ブッダの主治医でもありました。
ブッダと出会う前からすでに非常に優秀な賢者であり、ヒーラーであったと言われています。

そんなシヴァカは、ブッダと出会い、啓発しました。
その後「アーユルヴェーダとヨガの知識を用いて、人々の完全な健康と啓発の探求を支援できる新しいテクニックを考案したい」と考え開発されたのが、タイリシヨガそして今日、タイ古式マッサージとして知られるマッサージ法です。

タイリシヨガ、タイ古式マッサージ、トークセンなどの、タイにおけるセラピーやヒーリング技術の根底にあるのは、「センを浄化する」という考え方です。
「セン」とは、ヨガでは「ナディ」と呼ばれ、西洋では、「生命の木」として知られている、人間の意識の流れ、スピリチュアル神経システムのことを指しています。

私たちの身体や身体の回りには、たくさんの目に見えない光の管がたくさん存在しているようです。それがセンであり、そのセンの中を生命エネルギーが流れています。「そのセンをキレイにし、常に生命エネルギーの流れをよくしておくこと」は、心と身体が健康であるために、最も重要だと言っても過言ではないくらいなのです。

ただ、肉体を持って生きている以上、センの流れが滞ることは、よくあることと想像できるのではないでしょうか。
忙しく、ストレスの多い現代社会では、なおさらかもしれません。

そんな現代を生きる私たちに、この伝統のヨガはてきめんに効果を発揮してくれます。
タイリシヨガは、エネルギーを動かすこと、ヒーリングに特化したヨガ体系なのです。
また、ヨガは元々、瞑想の前の準備でもあったと言われています。

エクササイズを通して、体内の生命エネルギーを動かし、流れをよくしていくことでセンは浄化されていき、気血の循環がよくなり、生命エネルギーは活性化していくのです。
その結果、精神的な病や、身体の病気にも、効果があり、改善を見込むことができます。
(医療行為ではありませんので、何か持病・疾患などをお持ちの方は、主治医にご相談ください。)

タイリシヨガは、現代を生きる私たちへの、古代からの貴重なギフト。

ブッダの時代から続くタイ伝統の叡智なのです。

シヴァカの像

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