人生の中で、時に「破壊と再生」が起きることがあります。
トラブル、別れ、離婚、リストラ、怪我や病気、事故など、、
起きる出来事は様々ですが、「破壊」は、多くの場合痛みを伴います。そして破壊が起こると、人は動揺します。苦しくなったりします。絶望や悲しみを感じるかもしれません。だけど、痛みにとらわれ、そこに完全に巻き込まれてしまうと、魂の道が見えなくなってしまうのです。
どっちへ行ったらいいのか、何を選べばいいのか、何が自分にとって幸せなのか、何が大切で、何が好きで、何が必要でetc…
そんな時人は迷い、八方ふさがりに感じたり、生きる気力が低下したり。。
だけどそんな時こそ、わからなくなった時見えなくなった時こそ、必要なこと。そのひとつについて書いてみたいと思います。
音に耳をすませていますか?
どうぞ一度目をつぶり、周りの音にひたすら耳をすませてみてください。
聞こえてくるのは、どんな音ですか?
人の話し声、車の通る音、電車の音、クーラーの音、生活音、風、セミや鈴虫の声、鳥の鳴き声、木々が揺れる音、
そして自分の呼吸の音、鼓動、、、
ただただ耳をすませてください。自分自身の呼吸や鼓動に耳をすませてみてください。
そうすると、だんだん意識が静寂の中で冴え、落ち着きを取り戻し始めます。一種の瞑想ですね♫
そうすると、自分自身の内側から静かな声が聞こえてくるかもしれません。
または、ある特定の音を不快に感じるかもしれません。快く感じかもしれません。そして、しっかりと自分の感覚を感じられているのを感じてください。
どうしていいかわからない時ほど、まずは身近なささやかなことから自分が何を感じているのかを再確認していってください。そして、そのご自身が感じている感覚の中にヒントは眠っているかもしれません。
自分が自分のカウンセラーになる
次にその感じた感覚や内からの心の声を、自分が自分のカウンセラーになったような気概で、「そうか」「そうか」と静寂の中で、ひとつひとつ確認していくのです。
もしかしたら、心が晴れるかもしれません。もしかしたら、気付きがあるかもしれません。もしかしたら、静かな心で物事を受け止めゆるす、そんな心持ちになっているかもしれません。
痛みの先には、必ずギフトがある。
痛みや目の前の出来事に反応してしまうのは、感情を持ち、心がある私たち人間なら、自然なこと。
だけど、その中でも、そのギフトに、自分からのサインに、耳をすます静かな心の境地を少しでも、心がけていきたいですね!
何が起きてもおかしくない激動の時代だからこそ、生身の自分の声や音、叫びを、これまで以上にしっかり聴いてあげるのです。
当たり前のようで、意外と現代に生きている私たちがしていないこと、ではないでしょうか?
サインは来ているのだと思います。
だから、どうしていいかわからない時は、まずは、どうか自分自身の声をただただ聴いてあげましょう!
そのことが、自分自身への信頼への第一歩であり、ひいては宇宙への信頼へと繋がっていくのだと、私は信じています。
魂からの声に耳をすませて、自分自身の人生を楽しんでいきたいですね!